心と身体 にはどんな繋がりがあるのか?
今回は、「心と身体」について東洋医学的に解説します。
心と身体
ストレスが身体へ与える影響
東日本大震災以降、心に大きなストレスを抱えている方が多くいます。
震災だけでなく、原発事故も重なったことで、大変長期に渡りストレスに曝される状態となっており、それに伴う健康被害が懸念されています。
人間の身体は元々ストレスに対抗できる機能を持っており、一定量のストレスに曝されると、自動的に身体が活性化しストレスに対抗します。
しかしその時間が長くなると、身体は疲弊します。
それによって自律神経のバランスが崩れ、免疫力が低下し、思わぬ病気に罹ることもあります。
そしてストレスは痛みを強くする働きもあり、肩こりや腰痛などを悪化させる原因ともなります
鍼灸マッサージの効果
皮膚に優しく触れるだけで鎮痛効果が得られることは科学的に立証されています。
「手当て」とはよく言ったものです。
そして精神的にリラックスした状態だとその効果が増大し、逆にストレスを感じていると効果が激減します。
優しい母親に撫でられると子供は泣きやみますが、怖い父親に撫でられると余計に泣くのはそのためです。
心身一如とは
東洋医学には「心身一如」という言葉があります。
「心と身体は一つのもの」という意味です。
心身のバランスが良い状態で保たれていることが健康な状態です。
残念ながら社会環境によるストレスは我々にもどうすることも出来ません。
それでも、ほんの一時癒しの時間を提供することは出来ると思います。
少しでもストレスを軽減し、健康な心身を保っていけるように、定期的に鍼灸マッサージを受けられることをお勧め致します。
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